原案・脚本・演出 劇団むう
音楽 野田広人
衣装 中村敬子
あらすじ
森の中で、ウサギの子とキツネの子が出会った。
初めて出会ったのに、一緒に遊んだり、ケンカしたり。
たのしー!
でも、おばあちゃん家に行くウサギさんと、きのこを探さなきゃいけないキツネさんは、もうさよなら。
「またね」
あれ・・・
「あのこ、だれだっけ?」
このお話に思うこと
知らない者同士でも、子どもたちはすぐ友だちになる。
言葉がなくても、一緒にいるだけで、遊びが始まる。
一人+一人=二人、じゃないよ。二人以上!
人間の、生きるものの、原点かな。
あらすじ
泣き虫で食いしん坊のポンタは、食べ物のことで頭がいっぱい。だから、友だちのターコちゃんとすぐケンカ。
あーあ、また泣いちゃった。
そんなポンタが、尺取虫を鳥から助けた。お礼にもらった木の実は、すご〜くおいしい!
そのおいしい木の実は、高い木の上。
そして、やっぱりそれを食べたいウリ坊と、力を合わせて木の実を、とった!
たくさんできたともだち。その時、現れたのは、熊!
熊くんとはちみつ取りに出かけることになり、蜂に追っかけられた!
さぁ、ポンタはどうする?
このお話に思うこと
子どもたちは、遊ぶことで生き方を勉強する。
ターコちゃんとケンカして、一人でいることで、いろんな生き物と出会ったポンタ。
尺取虫を助けたり、ウリ坊と一緒に木の実をとろうと助け合ったり、
すごいことなのに、まるで遊んでいるように楽しむ。
食べることと、他者とのコミュニケーションは、生きるための必須アイテム。
子どもの毎日を凝縮してお話を創りました。
上演の様子(クリックで拡大)