
 
  

原作    松野正子
          「こぎつねコンとこだぬきポン」(童心社刊)
脚本 つげくわえ
  演出    和田紀彦(劇団うりんこ)
  
  
  
  
  美術・人形制作
  
        神門康子 
  
音楽 ノノヤママナコ
衣裳プラン 後藤優子(劇団うりんこ)
絵 二俣英五郎
写真 清水ジロー
宣伝美術 楚 勉
あらすじ
 つばき山にはコンの家族だけ、他のきつねは住んでいない。
     すぎの木山にはポンの家族だけ、やっ ぱり他のたぬきは住んでいない。
    
    「どもたちって、なんだろう。あ〜、誰かと一緒に遊びたいなぁ・・」 
  そんな二人が出会った!
     二つの山の間には深い谷があり、行き来は出来ないけれど、
     二人はすぐ《ともだち》になった。「一緒にいると楽しいな」「また遊びたいね」。
     けれど、お父さんもお母さんも大反対! 
 ある日、大嵐で杉の木が倒れ、つばき山とすぎの木山に橋が掛かった。嬉しくて仕方ない二人。
     手だってつなげる、尻尾も触れる!
     化けっこ遊びでコンはポンに、ポンはコンに化けたその時、二人を探すお母さんの声。
     元に戻る間もなく、化けたまま二人はお互いの家に戻り・・・・ 
このお話に思うこと
 <ひとりじゃない> <誰かと一緒にいたい>
     
     これは生きていくうえで、誰もが必要とすることです。
       特に子どもたちは本能でそれを感じています。
       既成概念を持った大人がいくらダメと言っても
       感情に正直な子どもたちは自分の本能を裏切る事は出来ません。
       このお話は、とてもシンプルにストレートにそれを描き出しています。
       コンとポンの、一緒に過ごす楽しい時への思いに、大人たちも長い時間の確執を取り除くこととなります。
      
       = 強い思いがあれば、理不尽な事実は打ち消されていく=
      
       
      現実の生活の中では、とても難しいことだと思いながら
       コンとポンを通してこんな言葉を信じたい思いに駆り立てられます。
        
    上演の様子(クリックで拡大)
   劇団より一言
  
    
    ・ キャストは二人だけ。6役やります。基本は舞台劇(人が演じます)ですが、
      人形もでます二人でどんなことが出来るか、どうぞご期待下さい。
    
    ・ 「2歳の子どももあきずに観ていてびっくり」という感想をいただきました。
    小さな子どもたちもお母さんと一緒に観てくれて、お芝居にどっぷりと浸かってくれています。
 
  (何を感じているのか知りたい!)そして、子ども会の小学生にも大好評です。
       
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